不動産市場

【要確認!】相場より安い物件があるわけとは?

不動産を購入しようと物件探しをしていると、ときどきびっくりするほど相場より安い物件に出くわすことがあります。しかし、安いからという安易な理由で購入するのは失敗のもとです。時期によっては相場よりも安い物件が出てくることがあるかもしれませんが、安いのにはそれなりの理由があるはずです。

 

■相場より安いのには理由がある

何の理由もなく相場より安いということはありません。相場より安い理由としては、次のようなことが考えられます。

 

(1)生活の利便性が良くない

街から離れていて生活の利便性が良くない場所だと、相場より安くなる傾向があります。ただし、そのような場所は自然環境が良いので、のんびりと田舎暮らしができるという良い面もありますね。

 

(2)建物の古さ

建物が古ければ相場より安いのは当たり前です。古いのが気にしなければ、リノベーションやリフォームをして自分好みに変えられるという楽しみはあります。

 

(3)再建築ができない

再建築ができないというのは、家を新築することができないということです。一度更地にしてしまうと、建築基準法で規制されて新築できないのです。

 

(4)近隣とのトラブルがある

近隣の住民と何かトラブルがあったり、騒音が激しいと相場より安くなる傾向があります。

 

(5)建物に構造的な欠陥がある

最近よくあるのが耐震構造になっていない建物です。建て替えをするにはコストがかかるので、トータルだと新築より高くつくということがあります。

 

(6)地盤が軟らかく弱い

土地の地盤が軟らかく弱いと、建物の基礎が安定しません。そのため、建物の柱など構造が歪んだり、さまざまな不具合が出てきます。

 

(7)水害の被害が出る危険性がある

地域によっては昔から水害が発生しやすい土地があります。そのような地域では水害対策をしていても被害が出るリスクがあります。実際に被害が出ると大きな損失となります。

 

(8)ライフラインが整備されていない

上下水道、ガスなどのライフラインが不完全だと物件価格は安くなります。

 

(9)何か事件があった事故物件

以前、自殺や殺人事件があった物件は、だれも欲しがらないので相場よりかなり安くなります。事前に知っていれば、だれも購入したいとは思わないのは当然のことですが、気にしない人にはなんてことはないかもしれません。ただし。業者には告知義務がありますので、後で知らされるということはありません。

 

(10)建築コストがとてもかかる物件

建築コストがかかる物件だと建て替えするコストもかかりますので、あまり人気がありません。

 

■相場より安い物件で失敗しないためには

相場より安い物件で失敗しないためには、周辺地域の相場からかけ離れた激安の物件は選ばないことです。相場より安い物件は何か問題のある物件と考えるようにしましょう。もし検討するとしても、どこが問題なのかを分析して気にするような問題でなければ割安な物件といえるでしょう。

相場より安い物件を検討する際には、自分で調査してみるか仲介会社に調査を依頼することです。ここまですれば安心して物件選びができるでしょう。